充填機の周辺機器

充填機を使用するとき、よく一緒に使われる周辺機器があります。充填機とその周辺装置を組み合わせることで、充填作業がより効率的になったり、充填からキャッピング、シール、出荷までのスピードが短縮できたりと、多くのメリットがあります。
そんな充填作業を助けてくれる、より便利な周辺機器をご紹介します!

充填ノズルの液だれで、お困りの方へ・・・

液だれを防止するノズル「シャット弁」

お使いの充填機に、シャット弁を付けると、
液だれがピタッとカットされます。


液ダレを拭き取る手間や、原料のムダを省くことができますよ。

シャット弁の公式サイトはこちら

 

充填機についているノズルのままだと、液切れが悪かったり、充填物がポタポタと垂れてしまいませんか?
液だれが発生すると、ノズルのところに、液だれを拭き取る作業者の方を、配置しなければならなかったり、瓶やボトルの口に充填物が付いて、カビの原因になったりすることもあります。

充填ノズルから、ポタポタ垂れる液だれでお困りの方は、充填機メーカーのナオミのシャット弁を、一度試されてもよいかもしれません。

キャッピングも同時にされたい方は・・・

キャッパー・打栓機

 

ペットボトル・パウチ・瓶など、キャップ付きの容器に、充填物を詰めたあと、キャップで密閉できる機器をお探しの方は、キャッパー・打栓機がオススメです。

<打栓機とキャッパーの違い>
キャッパー:ネジのように巻いて装着するキャップに最適
キャッパーの詳細についてはこちら
打栓機:押し込むタイプのキャップに最適
打栓機の詳細についてはこちら

 

現在、手作業で充填されている方は、充填をする作業者と、キャップを締める作業者の2名で、充填作業を行っている方も多いかと思います。

しかし、充填機とキャッパー・打栓機を使用することで、充填をしている間に、キャッピングができるので、効率が大幅にアップします。もし、効率化で悩んでおられる場合は、キャッピング・打栓機を検討されても良いと思います。

特殊ホッパー


トロトロした粘度のある充填物や、粉末などの粉系の充填物を充填する場合、そのままホッパーに投入しても、キレイに下に流れ落ちず、充填がスムーズにいかないことがあります。

その時に、ホッパーの下部に充填物を押し込み、充填物のかたまりをかき崩してくれる機能が付いている、特殊なホッパーがあります。

粘体充填用:押込スクリュー付きホッパー

味噌やすり身、ミンチなどの、硬い粘性の充填物でも、簡単に押し込んで充填を助けてくれるホッパーです。
押し込むことによって、一定量でスムーズに充填作業ができます。

粉体充填用:撹拌機つきホッパー

小麦粉や塩などの、粉系の充填物を充填する場合、そのままホッパーに充填物を投入しても、きれいに下へ流れ落ちず、一定量でスムーズに充填できない場合があります。その時に、使用されたようがよいのが、このホッパーです。

<その他 よく使われる周辺機器>

●ニーダー
高粘度の材料を混ぜ合わる時に、ニーダーと充填機を組み合わせることで、混練材料の充填や、高温の充填物を加熱しながら充填することができます。

●シーラー
粘性の高い充填物や、粉末などを袋充填したのちに、袋の口を密閉するために使います。充填から製品出荷までを、ワンストップで行うことができるので、効率アップができる機器です。
シーラーにも種類があり、手軽に手動でシーリングができる「卓上シーラー」、熱溶着で加圧式の「インパルスシーラー」、自動的でスピーディーにできる「ベルトシーラー(バンドシーラー)」などがあります。

●深絞り包装機
深絞り包装機とは、粘性の高い充填物や、トレイに小分けした充填物を、真空状態にして、包装してくれる機械です。フィルム資材や、トレイにあわせた金型成形など、多様な用途や機能性があります。

このように、充填機を使用するだけでなく、充填物や容器に合わせて、周辺機器を揃えることで、より効率がアップします。

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