スクリュー式充填機のNG

スクリュー式充填機(粉体・粉末充填機)のNGな使い方をまとめました。スクリュー式充填機をお使いの方は、ぜひ日頃の使い方と照らし合わせて、チェックしてみてください。

スクリュー式充填機(粉体・粉末充填機)は、一旦洗浄すると、完全乾燥するまで、次の充填がスタートできないのが、弱点です。

そして、もう1つの懸念点は、スクリュー式充填機や、フィーダー振動式充填機などの粉体・粒体を充填する機械に共通していることですが、細かい粉体の充填物が、充填機のいろんな部品に入り込んでしまう点です。そして、その粉体の充填物は、完全に洗浄しなければ、細菌が繁殖するリスクがありますので、洗浄はとても大切なポイントです。

だからこそ、粉体・粉末充填機を選定する時には、どこまで分解できるのかを見ておくことが大切です。
性能が高い充填機ほど、構造が複雑で、分解洗浄性は悪くなります。そうすると、粉体・粉末が残ってしまい、細菌が繁殖する確立が高くなります。

ですので、スクリュー式充填機(粉体・粉末充填機)を選定される際は、シンプルで分解が簡単な機械を選ばれることを、オススメします。
ナオミのスクリュー式充填機の接液部は、分解部品はこれだけ!

 

また、スクリュー式充填機で、粉体・粉末を充填するのはOKですが、コーヒー豆などの粒体を充填しようとすると、豆を押し出す際に圧力がかかるので、豆が割れたり 、風味を損ねたりする場合があるので要注意です。

その点、フィーダー振動式充填機なら、圧力がほとんどかからないので、コーヒー豆が割れる事はほとんどありませんので、スクリュー式充填機ではなく、フィーダー振動式充填機を選ばれるほうがよいでしょう。

接粉部のパーツが簡単に取り外す事ができ、その部品全部が、洗える構造になっていることが肝心なのです。いくら高性能の充填機でも、洗浄性が悪い充填機は避けたほうが良いでしょう。

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