サンマのすり身やつみれをパックへ充填するにはピストン充填機がおすすめです。

つみれやすり身をパックに充填するときに最適な機械を紹介しています。

先日、「サンマのすり身をどのように充填するのか?」というお声をいただきましたので、今日はすり身の充填方法についてお話したいと思います。さて今年は、例年にないほどのサンマの豊漁が伝えられています。一時、手が出せない高級魚になりかけたサンマですが、一気に庶民の食卓に戻ってきた感じですね。サンマというと焼いて食べるのが一般的なイメージなんですが、実は「すり身」も結構大きな需要があるのです。いわゆる「つみれ」などは、その代表的な例で味噌汁にいれる郷土料理なども多くあります。

さて、そのサンマのすり身は、どうやって充填しているのでしょうか?すり身は、充填機で充填しているのですが、その方法には、獲れたサンマの質によって若干違うのです。

脂の乗ったサンマの場合は、充填機のホッパーにサンマのすり身を投入して、充填機を稼働させるだけで、定量分だけすり身が充填されます。この場合、ピストン充填機が使用されることが多いです。充填機メーカーナオミの場合だと、オールエアピストン充填機(PSZD)が適しています。

ただ充填が難しい場合もあります。それは、脂分が比較的少ないすり身の場合です。イメージとしては、少しパサパサとしたすり身の場合です。先ほどの脂の乗ったすり身の場合は、ねっとりとした感触なので、随分とイメージが違います。このパサパサとしたすり身の場合は、そのままホッパーに入れても、空気が多く含まれているため上手く充填できないのです。

そこで登場するのが、オプション品としてホッパーに取り付ける「押し込み装置」と呼ばれるものです。これは、スクリュー状になった回転軸がホッパーに入っている「すり身」を、グイグイとホッパーの下部に押し付けていくので、スムーズに充填機に吸い込まれていくのです。あとは通常通りに充填口から、2~3秒で精度よく吐出されます。

吐出ノズルは、袋に充填する場合は丸型のものを使用します。またトレーに乗せるイメージの充填場合は、掃除機の口のような、平型ノズルというものを使用することでトレーにまんべんなく充填できます。 動画の中でパックに詰めているサンマは、比較的脂がのったサンマなので、押し込み装置を装着せずに充填しています。(押し込み装置の詳細については、こちらからご覧ください)

サンマなどの魚のすり身の充填で、充填機の導入をご検討されている方は、充填機メーカーナオミでは、お問い合わせいただいた後、無料で充填テストやデモンストレーションをさせていただくことも可能です。ぜひお気軽に充填機メーカーナオミまでご連絡ください。

オールエアピストン充填機(PSZD)の機種詳細はこちら

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