マフィンなど洋菓子の生地をカップ詰めするとき、素早い充填作業が求められますが、手作業で型に注入する場合は、作業スタッフの経験年数やスキルによって作業スピードに差がでたり、仕上がりが違ったりすることがあるそうです。そこで充填機を導入し機械化することで、一定の品質を保つことができるようになります。今回はマフィンの生地の充填に充填機を導入するメリットを、気をつけるポイントや最適な充填機とあわせてご紹介をします。
目次
1.マフィンの充填作業に充填機を導入するメリット
マフィンのカップ詰めに充填機を導入するメリットを3つご紹介します。
①容器のフチに生地が付着することを防ぐ
マフィンの生地をお玉などですくって容器に流し入れる際に、容器のフチに生地が付いてしまうことがありますよね。そのまま焼くと見栄えが悪くなってしまうので、取り除かなければなりませんが、手作業だと大変な作業です。充填機であれば素早くカップ充填できるので、容器に生地が付着することもほとんどなく、きれいな仕上がりになります。
②一定の品質を保つことが可能
充填機はあらかじめ充填したい量を設定して、ボタンを1回押すと自動で充填ができるので、簡単にマフィンの定量充填が可能になり、商品の品質を一定に保つことができます。
③生産効率の向上が期待できる
洋菓子の製造現場は、商品の仕込みから焼き上がりまでの作業など、充填以外にもたくさんのお仕事があります。充填機を導入することで、少人数でも素早い充填作業ができるため、今まで充填作業に使っていた時間で他の作業をすることができるようになり、トータルの作業時間を短縮することが可能です。また、実際に株式会社ナオミの充填機をご購入いただいたお客様の中には、充填機を導入後に生産効率がアップしたという方もおられます。
2.充填機を導入する場合の気をつけるポイント
マフィンの生地は機械に通す際に、どうしても空気が入り込むことがあり、手作業と比べて「生地が膨らまない」「食感や品質の差が生じてしまう」など、商品の品質低下に繋がる場合があります。そこで充填機をご検討の方には、事前のデモンストレーションをおすすめします。デモンストレーションのときに充填作業だけではなく、最後の焼き上がりや味見まで試したうえで、充填機の導入を決めることが大切なポイントです。
3.最適な充填機はパズル充填機 粘体仕様(RD703+RU01)
マフィンの生地の充填に最適な製品は、パズル充填機 粘体仕様(RD703+RU01)です。今回はおすすめの3つのポイントをご紹介します。
①片手でカップ充填が可能
パズル充填機はカップなど容器の上にノズルを近づけ、手元のスイッチ(充填ガン)を押すだけで簡単に充填が可能です。操作方法はボタンを押すだけのシンプルなアイテムなので、誰でもすぐに覚えられます。
②接液部は水洗いが可能で衛生的
充填機の接液部は水洗いが可能で、いつでも清潔に保つことができます。カビや雑菌の発生を防ぎ、衛生面も安心です。組立洗浄が簡単なので、片付けも短時間で終えることができ、作業効率のアップに繫がります。
③1台で3役の高機能
専用のヘッドを交換するだけで、粘体だけではなく液体や粉体充填も可能です。液体であるプリンやゼリーなどの製造にもマフィンと同じ1台の充填機を使うことができるので、2台購入よりも置き場所に困らず、コストカットも期待できます。
お客様事例では、大阪府和泉市に本店を構えられている「T.YOKOGAWA」様の事例をご紹介しています。マドレーヌの充填で充填機メーカーナオミのパズル充填機(RD703+RU01)をお使いいただいております。充填機メーカーナオミでは、充填物や充填方法に合わせた最適な機種をご案内しています。ご購入前には営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行っています。リモート対応も可能ですので、まずはお気軽にお問い合わせください。