今回は機械のタイプ別に、モンブランクリームの充填に最適な絞り機をご紹介します。
最近、モンブランは定番の栗クリームトッピングだけではなく、さまざまな素材や形状でアレンジされたクリームをかけることが人気になっています。また、「少量で多種類のモンブランを作りたい」「手作業では追いつかないので、機械を導入して今よりも生産数を増やしたい」など、生産の量や用途もお店によってさまざまです。モンブランのクリームを絞る機械にはいろいろなタイプがあり、モンブランの形状や用途、生産量などでも最適な機械は異なります。
目次
1.用途に合わせたモンブランクリーム絞り機の選び方
モンブランクリームを絞る機械は、形状や用途に合わせて主に3つのタイプがあります。
①ハンディタイプの電動絞り機
ドライヤーのような形状が特徴の電動絞り機です。通販サイトなどでも比較的安価で販売されているため、気軽に手に入りますが、充填物の内容量が減ると詰め替える手間がかかるため、少量生産に向いています。
②小田巻タイプ（筒タイプ）の絞り機
筒タイプの絞り機は、お店などでよく使われているタイプの絞り機で、手動で上から押すとモンブランクリームが絞り出される仕組みです。レバー式になっているものもあります。店頭やレストランなどで絞る工程をお客様に見せる目的として用いられることも多いです。
③小型充填機
小型充填機は1回ボタンを押すだけで、あらかじめ設定しておいた定量で充填物が出てくる機械です。ノズルの口には小さな穴がいくつかあり、クリームがノズルを通過すると細い形状で出てくる仕組みです。モンブランのクリームは粘性がやや高いので、ロータリー式の充填機が最適です。充填機ナオミメーカーナオミの製品の場合は、パズル充填機 粘体仕様（RD703+RU01）をおすすめします。小型充填機はモンブランを1日およそ200個〜1,000個程度生産する場合に最適な機械です。
2.パズル充填機 粘体仕様（RD703＋RU01）の特徴とメリット
パズル充填機 粘体仕様（RD703＋RU01）のおすすめポイントを3つまとめてみました。
①モンブラン仕様のノズルに変更可能
パズル充填機の吐出口をモンブランノズルに変更することにより、充填物が細いクリームになって出てきます。このモンブランノズルは数パターンの種類があり、充填したいクリームの太さによってノズルを選ぶことができます。商品の形状に合わせてカスタマイズが可能です。また、オプション品の充填ガンを用いることで、上記の動画のように手元からケーキ（スポンジ）の上にクリームをかけるように充填をすることができます。
②工事不要ですぐに使用できる
機械と聞くと大掛かりな工事や電源も気になるところですが、パズル充填機 粘体仕様（RD703＋RU01）は工事不要で電源は100Vなので、家庭用電源で使用できます。
③省スペースで置き場に困らない
卓上型でコンパクトなパズル充填機は、省スペースで使えるので置き場に困りません。また、移動もラクにできるので作業に合わせた使い方ができます。
3.充填機を導入する際に気をつけておきたいこと
モンブランのクリームは商品によって粘性が異なるため、粘性が高いクリームの場合は、吐出口から上手くクリームが出てこないなど、充填がスムーズにいかない場合もあります。そのため機械を導入する前は、デモンストレーションでテストを行うことをおすすめします。充填機メーカーナオミでは、担当営業が現場まで直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただき、充填物や充填方法に合わせた最適な機械をご案内いたします。まずは心配ごとやご不明な点などお気軽にご連絡くださいませ。
