機械での充填が難しい弾力のあるホルモン肉を効率的に袋詰めできる新しい充填機とは?

機械での充填が難しい弾力のあるホルモン肉を効率的に袋詰めできる新しい充填機とは?

ホルモン肉は弾力があるため、充填作業を機械化することが難しい充填物のひとつです。しかし、弾力のある充填物にも対応可能な充填機もあります。充填物の特性に合った充填機を選定することで充填作業を効率化できます。

充填機メーカーナオミでは、オールエアピストン充填機(PSZY)を2024年6月に発売し、現行機種では難しかった弾力のある充填物も対応できるようになりました。今回は、食肉加工工場などでホルモン肉の充填に対応できる充填機の特徴や、充填機導入の際に気をつけるポイントをご紹介します。

オールエアピストン充填機を導入するメリット

充填機メーカーナオミの場合、弾力のあるホルモンの充填に最適な機械は、新製品のオールエアピストン充填機(PSZY)です。現行機種に比べ機能性が向上しています。ホルモンの充填に最適な理由は主に3つあります。

1、切れにくい充填物でもスムーズに充填できる

オールエアピストン充填機(PSZY)は、現行機種よりも吐出力が向上しています。そのためホルモンやイカの塩辛、キムチなど弾力があり、切れにくい充填物もスムーズな充填ができるようになりました。また、オプション品のカットノズルを使用することで、設定した分量で充填物をカットし、袋やトレイなどの容器に定量充填をすることができます。

2、1個の切替弁で液体、粘体、高温の充填物に対応できる

現行機種では熱い充填物を充填(HOT充填)すると、中の樹脂が膨張するため、高温充填専用の切替弁に交換する必要がありました。モデルチェンジにより切替弁の構造が改良され、1つの切替弁を使ってさまざまな原料の充填が可能になりました。

よって、切替弁の交換に手間をかけることなく、多品種の充填を効率的に行うことができます。例えば、味付きホルモンの場合、肉と液体であるタレを同じ充填機、同じ切替弁を用いて充填できます。(品種替えの場合、洗浄は必要となります)

3、洗浄がしやすく、耐久性がある

現行機種よりも耐久性が向上したことで、機械に直接水がかかっても故障しにくい構造となっています。また、シリンダを機械の横面に配置したことで、部品の取り外しや組み立てをしやすくなりました

充填機を導入する際に気をつけるポイント

ホルモンや鶏肉などの充填物は、充填物の状態によって機械での充填が難しい場合があります。また、設定した重量とは多少のブレが発生することもあります。充填機の導入前には必ず実際の充填物でデモンストレーションを行い、理想通りの充填ができているか確認しておくことが重要です。

充填機メーカーナオミでは、充填物や充填方法に合わせた最適な機械をご案内しています。ご購入前には営業担当が訪問し、実際に製品を使ってのデモンストレーションも行います。心配ごとやご不明な点など、まずはお気軽にご連絡ください。

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