今回は、顆粒のふりかけを充填するのに最適な小型粉体充填機の特長をわかりやすく解説していきます。
ふりかけは、水産加工や農産加工品として作られていることも多く、小規模加工場での生産の場合、袋詰めの充填作業は手詰めで行っているケースがあります。しかし、ふりかけの袋詰めは小袋のフチが狭くて入れづらく、1つずつグラム数を計量しながら袋詰めするのはとても時間がかかります。また、粉飛びしてシール不良を起こしてしまうなどのトラブルも起こりやすくなります。
そういった悩みを解決できる方法のひとつは小型粉体充填機の導入です。大きな機械の導入は費用や置き場などの課題もありますが、小型粉体充填機は小規模店での生産でも導入できる機械です。
目次
パズル充填機 粉体仕様(RD703+SU01)の特長
ふりかけの充填に最適な小型充填機はパズル充填機 粉体仕様(RD703+SU01)です。その主な特長を3つご紹介します。
①20品目登録可能で作業の切り替えが簡単
ふりかけの種類、重量別の充填、パウチや瓶などの容器を分けた充填など、20品目の登録が可能です。事前に充填機に登録しておくだけで、タッチパネルで簡単に切り替えることができ、1台の充填機で種類やサイズも幅広く展開できます。
②計量制御で定量充填が可能
パズル充填機 粉体仕様 (RD703+SU01)は計量制御タイプなので手作業では時間のかかる定量充填が自動で可能になります。
③シール不良を起こしにくい
ヒートシール機(シーラー)で密閉する場合は、袋のフチに汚れがあるとシール不良を起こす場合があります。パズル充填機 粉体仕様(RD703+SU01)は、充填物が定量数に達するとピタッと充填が止まる構造になっており、粉飛びなどで袋のフチが汚れることを最小限に抑えます。
ふりかけの充填で充填機の導入前にチェックしておくこと
パズル充填機 粉体仕様 (RD703+SU01)はスクリュー式の粉体充填機なので、ふりかけに含まれるゴマなどの固形物が含まれる場合、固形物が削れてしまう場合があります。また、しっとりしたタイプのふりかけは充填物が機械に付着してしまったり、固まって出てきてしまうことがあるので、設定したグラム数より多く充填されてしまうこともあります。そのため、充填機の導入前には実際に充填する原料を使い、湿度や温度など充填作業の環境を整えた状態でデモンストレーションをすることをおすすめします。
充填機メーカーナオミでは、担当営業が現場まで直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。充填物や充填方法に合わせた最適な機械を営業担当がご案内させていただきますので、心配ごとやご不明な点などまずはお気軽にご連絡ください。