小麦粉や塩、麹などの粉体を充填される時に、一般的に使われる機械が、粉体充填機です。しかし、世の中には様々な粉体充填機がありますよね。そこで、充填機メーカーナオミの粉体充填機を例に、粉体充填機の選び方をご紹介したいと思います。
〇小型粉体充填機 STZ
粉体充填機は、大型な充填機が多いのですが、この小型粉体充填機(STZ)は、机の上に機械を置いて、充填作業ができる、卓上型のコンパクトな機械です。充填容量としては、10～500gの粉体・粉末充填に最適です。また、ホッパーと充填ユニットは、工具レスで取り外しが可能なので、分解・清掃がカンタンです。ただし、500g以上の充填をご希望される方は、下記の大型粉体充填機(ST)がオススメです。
〇大型粉体充填機 ST
こちらの充填機は、名前のとおり大型の粉体充填機です。大型ではありますが、家庭用の冷蔵庫くらいのスペースがあれば設置可能です。充填容量は、500～3000g程度の粉体・粉末充填に最適です。こちらも、ホッパーと充填ユニットは、工具レスで取り外しが可能なので、分解・清掃がカンタンです。
粉体の充填物は、湿度や環境によって、充填物の状態が変化することがあります。充填機を導入する場合、事前に行った充填テストの時はバッチリだったのに、納品後、充填がうまくいかない・・・という場合もあります。ですので、充填テストをする時には、実際の充填現場で行うか、難しい場合はその環境に近い環境を作って、充填テストを行い、本当に充填ができるのかどうかを確認されることをオススメします。
