卵焼きや茶碗蒸し、焼き菓子製造で使用する液卵の充填に、最適な充填機はどれ?

今回は、液卵の充填についてお話をしたいと思います。多くの食品工場で使用されている液卵ですが、液卵の使い方は工場によって、千差万別です。超スタンダードな卵焼きもあれば、プリンの材料としても使われている場合もあります。また、コンビニ工場では、親子丼の具材としてゴハンの上にかけることもあります。(まあ、これを充填と呼ぶのかどうかは、微妙なところですが・・・。)

おもしろいのが、各会社さんによって同じ液卵でも、その混ぜ具合や、黄身のかき混ぜ具合に、それぞれの個性が出ます。ガッツリと混ざっている液卵の充填は、高精度で充填することがカンタンで、見た目も一定なので、ほとんど問題になることはありません。

難しいのは、ちょっとだけ卵を混ぜて、黄身と白身があきらかに分離しているときの充填です。
なにが難しいかというと、例えば、どんぶりの容器に、次々とこの状態の液卵を充填する場合、黄身と白身の比率が、1個1個バラバラになってしまう点です。このどんぶりには、黄身が多くて黄色っぽいが、次のどんぶりには白身が多くて透明っぽいとかになってしまうのです。
 
それと、ノズルの先端にエアーシャッターなどを装着して、強制的に液卵を切るのならいいのですが、通常のノズルだけだと、白身が途中までノズルから出ると、上手く卵が切れず、白身がズルズルっと1個分全部出ちゃいます。

それだけでなく、液卵の充填は、泡立ちしやすかったり、糸を引いてしまったりする場合もあるので、そのあたりを注意して、充填機を購入する前に「本当にこの充填機で、精度よくスピーディーに充填できるのか」を試されたほうがよいと思います。

充填機メーカーナオミでは、様々な液卵のノウハウがありますので、液卵の充填に、機械化を検討されている場合は、営業マンがヒアリングをさせていただき、最適な充填機をご提案いたします。また、機械を導入する前に、現場でデモンストレーションをさせていただいたり、弊社で充填テストをさせていただいたりすることも可能ですので、ぜひ一度お気軽にお問い合わせください。

充填機メーカーナオミの製品詳細はこちら

ナオミに資料請求・お問い合わせをする

TOP