飲むヨーグルトはボトルやパウチなどの容器で販売されています。飲むヨーグルトを手作業で容器の大きさに合わせて定量充填するには、慎重な作業と時間が必要です。そこで計量ユニット付きの充填機を導入すると、作業スタッフの負担を軽減することができます。今回は飲むヨーグルトの充填作業に適した充填機の特徴と、導入時の注意点を解説します。
※上記動画で使用している充填機は、ヨーグルトのカップ充填に適した充填機です。
目次
液体状の飲むヨーグルトの充填はハンディ充填機(6DTZ-W)が最適
充填機メーカーナオミの場合、飲むヨーグルトの充填に最適な充填機はハンディ充填機(6DTZ-W)です。ハンディ充填機を導入する主なメリットを3つご紹介します。
1.簡単な機械操作で、定量充填ができる
ハンディ充填機は計量ユニット付きの液体充填機です。計量ユニットに容器を置いてスイッチを押すだけで、手間なく定量充填できます。あらかじめ登録しておいた容量が正確に充填されるため、充填物の過不足を心配する必要がありません。効率よく精度の高い充填作業が可能になります。
2.多品種小ロットへの対応が可能
ハンディ充填機は、最大20品目までの品種設定ができます。例えば、飲むヨーグルトの量や容器のサイズによって、1番は100gのボトル容器、2番は200gのスパウトパウチの容器などのように登録することが可能です。簡単なタッチパネルの操作によって切り替えできるので、多品種小ロットの生産に適しています。また、プレーン・ストロベリー・ブルーベリーなど、飲むヨーグルトの味や種類を変える場合も、チューブを交換すれば簡単に品種替えをすることができます。
3.チューブ式の機械で、洗浄が簡単
ハンディ充填機はチューブ式の液体充填機です。寸胴などからチューブで吸い上げて容器に充填するため、洗浄は接液部のチューブのみとなります。そのため、機械を全て分解する必要がなく、洗浄にかかる作業時間が短いため、充填作業全体にかかる時間も短縮することができます。
充填機を導入する際の注意点
飲むヨーグルトはサラサラの液体状のものもあれば、粘度が高いものもあるため、原料の粘性によっては、別の機種をおすすめする場合もあります。充填機の導入前に、実際の作業環境下で充填する原料を用いてデモンストレーションを行い、希望通りの充填ができるかを確認しましょう。
充填機メーカーナオミでは、営業担当が現場までお伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。充填物や充填方法に合わせた最適な機械をご案内させていただきますので、心配ごとやご不明な点などまずはお気軽にご連絡ください。