今回は、オリーブオイルやサラダ油・ごま油などの食用油を小分け充填する方法についてご紹介します。まず、ひとくちに『油』といっても、ゴマ油やサラダ油やドレッシングみたいな食用油などもありますし、化粧品などは椿油やアルコールなどもあります。もっと言えば、工業用に分類される石油系のシンナーやガソリンなどもあるのです。
充填機においても、食品用と工業用では機械の種類が異なってきます。工業系のシンナーなどを充填したい場合は、防爆仕様と呼ばれる特殊な充填機を使用する必要があります。防爆充填機はシンナーなど発火性のあるものでも、爆発しないための対策がされた充填機です。充填機メーカーのナオミで扱っている主力製品は、サラダ油やオリーブオイルなどを充填することができる食品用充填機です。
実際に、手作業で油を充填するのはとても大変なのです。何が大変かというと、食用油の充填は大体ビンが縦長で細い容器が多いので、充填作業の最中に1滴でも容器の外側にこぼしてビンに付着すると、ラベルが貼れなくなります。「瓶に油が付いてしまった!」と思って油を拭こうとすると、拭いても拭いても油がのびて広がります。また、少しでも油分が残っていると、ビンを持った時にすべって落とす危険性があり、クレームに直結する問題になることもあります。食用油を手作業で充填をすると、そういった危険性があるので、サラダ油やごま油を充填する時は、充填機を使用することをオススメします。
細口の瓶ではないですが、ナオミのハンディ充填機(6DTZ-W)を使用することで、サラダ油・ココナッツ油・オリーブオイルなどの充填ができます。食用油の充填でお困りの方は、ぜひ一度、充填機メーカーナオミまで、お問い合わせください。