栗ペーストの袋詰め作業はディッシャーなどを用いて手作業で行っている方も多いですが、充填に時間がかかってしまい、栗ペーストの色が変色してしまうことがあります。その他にも栗ペーストのように粘性の高い充填物は重みがあるため、容器に移す作業などは体に負荷がかかり、腱鞘炎などの怪我のリスクもあります。そこで、作業効率の向上や品質を保つためにも充填機の導入をおすすめしています。充填機を導入したことにより、定量充填の作業効率が4〜5倍になった事例があるほど機械化のメリットは大きいです。(栗ペーストの充填機導入事例はこちらから)今回は、栗ペーストに最適な充填機の特徴や、気をつけておきたいポイントをご紹介します。
目次
栗ペーストの充填に最適な充填機はパズル充填機粘性仕様(RD703+RU01)
栗ペーストのように粘性のあるものを充填する場合は、パズル充填機 粘性仕様(RD703+RU01)が最適です。上記の動画で使用している充填機です。パズル充填機の粘性仕様が栗ペーストの充填に向いている理由は3つあります。
1.コンパクト設計で場所を取らない
機械を導入すると困るのが置き場ですよね。こちらは小型充填機なので、家庭用電子レンジを置くほどサイズです。狭い作業スペースでも場所を取りません。本体の重さは約20kgほどで台車に乗せて移動させたり、持ち運びしたりすることも可能です。
2.組み立てや部品洗浄が簡単
食品を取り扱う上で大切なことの1つは衛生面を保つことですが、栗ペーストのように粘性のあるものを充填した後は、充填機に充填物が付着してべたつきやすく、細かい部分の洗浄も大変です。パズル充填機は、組み立てや分解が簡単で接液部は水洗いもできるので、清潔に保つことができます。
3.家庭用電源(100V)で使用可能
業務用の機械といえば気になるのが電圧仕様ですが、パズル充填機 粘性仕様(RD703+RU01)の電源はAC100Vで、家庭用家電と同等に取り扱うことができます。大掛かりな工事は必要ありません。
充填機の導入前に気をつけるポイントとは?
栗ペーストのような粘性のある充填物の場合は、実際の充填物をつかってデモンストレーションを行うことが特に大切です。それは充填機に充填物を通すことによって色が変化してしまったり、粘度が高いため詰まって出にくくなったりする可能性があるからです。
もし粘性が高くて使用できない場合には、ピストン充填機など他の充填機を検討することも可能ですので、充填機の導入前にはしっかりとしたテストをすることをおすすめしています。
充填機メーカーナオミでは、担当営業が現場まで直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。パズル充填機粘性仕様(RD703+RU01)には、スピード重視の回転制御タイプ(RD703-T+RU01)、精度重視の計量制御タイプ(RD703-W+RU01)の2つのタイプがありますので、充填物や充填方法に合わせた最適な機械を営業担当がご案内させていただきます。まずはお気軽にお問い合わせくださいませ。