充填機の故障が、突然起こることは本当な稀です。
どういうことかというと、充填機の故障は、ほとんどの場合、なんらかの前兆があります。
充填機のちょっとした不調に、気が付くか付かないかで、大きな差が出ます。
もちろん、充填機本体にジャブジャブと水をかけて煙が出たとか、充填作業をする台から、充填機本体を落としたなどは、その時にしか分からないことですが・・・。
故障かな?と思ったら、次のことだけは確認してください。
目次
1、充填機の電源から、電気は通電していますか?
充填機の操作盤(いわゆる電気的なスイッチや表示部があるところ)で、
操作ランプなどの電気はついていますか?
故障の電話連絡をいただく中で、1年に1~2回は、コンセントが抜けていた、もしくは大きな電力を使い過ぎて、ブレーカーが落ちていたなどの事例があります。
2、充填機そのものが、動かないのか? 動くけど、調子が悪いのか?
なんだか調子が悪いと言う場合は、作業者が違う方になったなどで、設定間違いをしている場合も多いので、正しい設定を、再確認してください。
3、エアーを使う充填機の場合、コンプレッサーからのエアーの量や圧力が、
基準以下になっていないかも確認してください。
電気は付いていても、動かない場合は、内部でなんらかの故障が起きていると思われますので、充填機メーカーへ連絡してください。
充填機メーカーのナオミでは、同じ機種の修理代替え機を用意していますので、午前中に連絡をいただければ、おおよその地域の方には、翌日に代替え機を宅配便でお送りすることができます。(これは小型機に限定です)
また、大型充填機の場合には、メンテナンス専門部隊がありますので、そちらで技術者の対応となります。
今回のまとめ・・・!
突然故障しないために大切なのは、故障してから慌てるのではなく、定期的なメンテナンスを受けることなのだ。
そして、異音や異常振動などの、いつもと違った挙動などの前兆を見逃さないことも重要じゃ。
どうしても、現場任せにしてしまうと、充填機が故障して動かなくなるまで、使用してしまう場合も多いので、管理者がいかに充填機を管理するかも非常に大切なことである。
充填機メーカーのナオミでは、お客様に定期的なメンテナンスのお知らせをしております。
お知らせがあった場合は、ぜひともメンテナンスを受けてください。
充填機が故障してから、修理を行うとなると、費用的にも大きなものになる場合もあります。
「転ばぬ先の杖」となる、定期的なメンテナンスが必要です。