タレに漬けた鶏肉は手作業で袋詰めするのに手間がかかります。そこで吐出力が高い充填機を使用することで、鶏肉をスムーズに小分け充填することができ、スタッフの方の作業負担も減少します。今回は、タレ付き鶏肉の充填に最適な充填機と、最適な機種を選ぶポイントを解説します。
目次
タレに漬けた鶏肉の充填に最適なピストン充填機の特徴
充填機メーカーナオミの場合、タレ付き鶏肉の小分け充填にはピストン充填機(PSZY)が最適です。充填機を使用する主なメリットを3つご紹介します。
1.弾力のある充填物を手間なく小分け充填できる
ピストン充填機(PSZY)は吐出力が高いため、鶏肉などの弾力があり小分けしにくい充填物も効率よく充填できます。オプション品のカットノズルは、ノズル内部に切断機構があるので、設定した分量で充填物をカットし、袋やトレイへ精度高く定量充填することができます。
2.耐久性に優れており、洗浄が簡単
シリンダが機械の横面に配置されているため、充填する原料が機械内部へ入りにくく、洗浄時に水がかかっても故障しにくい設計で、耐久性に優れています。また、部品の取り外しや組み立てをしやすい構造です。洗浄も簡単なため、醤油ベースのタレがついた鶏肉やタンドリーチキンなどの品種替えがスムーズに行えます。
3.切替弁を変えるだけでさまざまな原料の充填が可能
1つの切替弁を切り替えることで、さまざまな原料の充填に対応しています。多品種の充填作業を効率的に行うことが可能です。(品種替えには、洗浄作業は必要となります)
タレに漬けた鶏肉に最適な機種を選ぶポイント
鶏肉など弾力のある充填物は、状態によって充填機の使用が難しい場合もあります。カットノズルを使用し、定量充填したい場合も、設定した量と多少の誤差が発生する可能性が考えられます。そのため、食品工場などの実際の作業環境で、充填する原料を用いてデモンストレーションを行い、スムーズに充填できるかを確認しておくことがポイントです。
充填機メーカーナオミでは、担当営業が現場まで直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただいています。充填物や充填方法に合わせた最適な機械を営業担当がご案内させていただきますので、心配ごとやご不明な点などまずはお気軽にご連絡ください。