柚子胡椒を口の狭い瓶やスパウトパウチへ手作業で定量充填するのは、粘度があるので難しい作業です。また容器のフチに柚子胡椒が付着し、汚れてしまうことがあるため、拭き取り作業も大変です。そこで柚子胡椒の充填作業に充填機を導入すると、作業負担の軽減や作業効率アップが期待できます。今回は柚子胡椒の瓶詰めやスパウトパウチへの注入作業に最適な充填機と、充填機を導入するメリットや気をつけるポイントについて解説します。
目次
オールエアピストン充填機のメリット
柚子胡椒の瓶詰め充填やスパウトパウチ充填に最適な充填機は、オールエアピストン充填機(PSZD)です。オールエアピストン充填機を導入する主なメリットを3つご紹介します。
1.粘性の高い充填物でもスピーディーに充填可能
1回の充填にかかる時間は約3秒(容量が200ccの場合)です。粘性の高い柚子胡椒でもスピーディーに容器に充填することができ、作業時間を短縮することが可能です。口の狭い瓶やスパウトパウチでも正確な量を充填することができるので、作業効率がアップします。
2.正確な量を定量充填ができる
あらかじめ充填する容量を設定しておくと、フットスイッチを踏むごとに決まった量の柚子胡椒を容器の中へ注入することができます。
3.シンプル構造で洗浄が簡単にできる
オールエアピストン充填機はシンプルな構造なので、洗浄のための分解作業が簡単です。また、接液部は全て水洗いをすることができるので、衛生的な作業環境を保つことができます。
最適な充填機を選ぶ際に気をつけるポイント
柚子胡椒の充填作業に最適な充填機を選ぶポイントは「充填する容器のサイズ・形」と「柚子胡椒の粘度」です。主にこの2つのポイントを意識して、機種を選ぶようにすると良いでしょう。
1.充填する容器のサイズや形を確認する
柚子胡椒を充填する瓶やスパウトパウチは、サイズや形状のバリエーションが豊富なため、容器にあった充填ノズルを使用する必要があります。縦長の瓶の場合、通常の充填ノズルでは充填が難しいこともあります。オールエアピストン充填機(PSZD)の場合は、瓶の長さに合わせたオプションの充填ノズルをカスタマイズすることが可能です。
2.柚子胡椒の粘度を確認する
粘度のある柚子胡椒でもオールエアピストン充填機(PSZD)で充填することが可能です。ただ、柚子胡椒の粘性によっては最適な充填機が異なる場合もありますので、充填する実際の柚子胡椒と充填機を使ってデモンストレーションすることをおすすめします。
充填機メーカーナオミでは、担当営業が現場まで直接お伺いしてデモンストレーションをさせていただきます。実際の充填物と作業環境に合わせた最適な機種をご提案しますので、まずはお気軽にお問い合わせください。