ポテトサラダは家庭のおかずの定番としてスーパーマーケットの総菜売り場に多く陳列されていたり、最近ではコンビニなどで気軽に購入できる少量のトレイやカップ商品として並べられたりすることが増えてきています。粘性のあるポテトサラダを手作業でトレイやパックに詰める場合、手袋にベッタリついて入れにくかったり、定量にパック詰めするのが難しかったりと手間がかかり大変ですよね。充填機を導入して作業効率をあげたいところですが、実はポテトサラダのパック詰め作業に充填機を導入するのは一筋縄ではいかない場合があります。
そこで今回は、ポテトサラダのパック詰めに充填機を導入する場合に気をつけるポイントと、ポテトサラダの充填に最適な充填機をご紹介したいと思います。
ポテトサラダの充填作業を機械化するときのポイント
ポテトサラダと一括りにしても具材の種類や大きさ、ポテトの形状はお客様によって異なるため、それぞれ質感に違いがあります。そのため、ポテトサラダの質感によっては充填機での充填が難しい場合があります。難しい理由は、ポテトサラダの具材がゴロっと大きい場合に充填機のホッパー部分から充填物が落ちてこないことがあったり、機械に通してしまうと具材が潰れてしまったりすることがあるからなんです。そのあたりに注意しながら機械(充填機)を選定されることが大切です。
ポテトサラダをパック詰めできる充填機の選び方
ポテトサラダのパック詰め作業に充填機を使う場合、機械を導入する際に気をつけたいポイントの1つは、「ポテトサラダの具材が潰れにくい充填機を選ぶこと」です。具材へのダメージを抑えてくれる最適な充填機を使うことによって、パック詰めを機械化することができます。
また最適な充填機を選ぶために、実際の充填物を使ったデモンストレーションを行うことも導入を検討する上で大切なポイントです。できれば、充填物を冷凍し郵送による充填テストを行うのではなく、出来立ての状態で実際の機械を使ってデモンストレーションをすることをおすすめしています。
なぜ現場でのデモンストレーションの方がおすすめかというと、充填テストでは問題なく充填できていたのに、いざ現場で出来立てのポテトサラダで充填をしたら、期待通りに充填できないというトラブルにもなる場合があります。現場で充填機を使って、通常の生産で問題なく使用できるのかを試してもらう方が機械を導入してから充填できない!などのリスクを抑えることができます。また、充填機を使った場合でもポテトサラダの品質は保たれているのか、味は変化していないかなどをチェックすることが大切です。
ポテトサラダの充填に最適な充填機はオールエアピストン充填機(PSZD)
充填機メーカーナオミの場合は、ポテトサラダの充填にはオールエアピストン充填機(PSZD)がおすすめです。オールエアピストン充填機(PSZD)はポテトサラダのような粘性がある充填物に対応することが可能です。また具材が入っている充填物にも適した充填機で、具材へのダメージを最小限に抑えることができます。オプション製品の押し込みスクリュー付きホッパーを取り付ければ、硬い粘体の充填物でも楽に定量充填ができ、フットスイッチで始動するので手袋を装着したままでも素早く操作できます。
ピストン充填機は複雑な仕組みと思われがちですが、ナオミ製品のオールエアピストン充填機(PSZD)は洗浄・組立ても簡単にできるシンプル構造です。電源不要でコンパクトサイズなため、既存の製造ラインにもすぐに置いて使用することができます。(※別途コンプレッサーが必要です)
ポテトサラダの性質によっては、オールエアピストン充填機でも充填が難しい場合もありますので、充填機メーカーナオミの場合は、事前にデモンストレーションをさせていただいています。充填物や充填方法に合わせた最適な機械を営業担当がご案内させていただきますので、まずはお気軽にご連絡くださいね。