今回はエクレアの生地の中にカスタードクリームを均等に注入できる充填機という機械をご紹介します。
エクレアの中にクリームを入れる作業はとっても大変ですよね。絞り袋にカスタードクリームを入れ、１つ１つ注入していく・・・。手作業でクリームを注入する場合、絞り袋の先端に細いノズルを付け、その袋の中にクリームを入れて、生地の中にクリームを１つずつ注入していきます。手作業の場合、作業をされるの方の経験値によって充填スピードにバラツキが出たり、重いクリームをずっと持ったままの作業になるので、腱鞘炎になったり、腰に負担がかかったりして作業をされるの方の負担が大きいのが現状です。
エクレアの充填に最適な機種は？
エクレアの生地の中にカスタードクリームを充填するときは、充填機（じゅうてんき）という機械を使うと作業が効率化できます。クリームは少し粘性があるため、充填機の中でもロータリー充填機という機種が最適です。充填機メーカーナオミの機械の場合は、パズル充填機の粘体仕様(RD703+RU01)がおすすめです。
エクレアの充填には、パズル充填機に口径が約8mm程度で斜めにカットされたオプション品のノズルを組み合わせると、充填作業がとても簡単になります。ノズルの先端は、斜めカットされているので、シュー生地にノズルをスムーズに差し込めるような形状になっています。充填機の吐出口にノズルを付けて、エクレア生地にノズルを差し込み、充填開始スイッチを押すと設定した量のクリームが生地の中に注入される仕組みです。
クリームを注入充填する際の注意点
エクレア生地にクリームを充填するとき、あまりにも勢いよくクリーム注入すると、エクレア生地（シュー）が破れてしまうので、充填スピードの調整がポイントです。先ほど口径が8mm程度のノズルと言いましたが、充填機メーカーナオミの場合は、口径の大きさは細いものから太いものまであるので、ご希望の太さに合わせて口径を変更することが可能です。
エクレア以外の充填も１台の充填機で作業を行いたい場合
エクレア以外にもプリンやシュークリーム、マドレーヌやフィナンシェなどさまざまな種類の洋菓子を製造されている方も多いと思います。ご紹介したパズル充填機（RD703）は専用ヘッドを交換するだけで1台の機械でプリンやゼリーのような液体充填やココアパウダーのような粉体充填も可能です。いろんな充填物を1台の機械で行いたい方にもおすすめの機種です。
一度、実機で充填を試してみたい場合
充填機を試されたい方は、まずは充填機メーカーナオミまでお問い合わせください。現場に実機を持ってお伺いし、デモンストレーションをさせていただくことができます。（ご希望の方はリモートデモも可能です）また、お客様の生産量やご要望によって最適な製品・仕様は異なりますので、デモンストレーションやテストをさせていただいた後に担当営業マンが最適な仕様をご提案いたします。ぜひお気軽にお問い合わせください。
