豆味噌を簡単に小分けしたい!そんな時は高粘度ピストン充填機を使うとスムーズに充填可能です

今回は、豆味噌の小分け充填の方法についてご紹介します。
豆味噌はご存知のとおり、とても固い味噌です。豆味噌を手作業で小分けしようとすると、人の力では絞り袋から豆味噌を押し出すことが難しいので、ヘラなどを使って切り分けるイメージで袋やパックなどの容器に充填します。ただその作業は、相当な力仕事になるうえ、精度よく容器に小分けには熟練の技が必要です。

手作業だと小分けが重労働になるので、「機械を導入すればいいのでは?」と思われますよね。しかし、次の課題に直面します。

次の課題は、機械を導入しようとすると、どうしても大型の機械になってしまうことです。

豆味噌は、充填業界では「高粘度」と呼ばれる充填物です。高粘度とは、粘度が非常に高い(固い)充填物のことです。実は、充填業界では高粘度の充填物を小型の機械でスムーズに充填するのは、とても難しいと言われています。
理由は、原料を充填機の中に引き込む時と、充填物を吐出する時に非常に大きな力が必要だからです。大型の機械であれば、大きなモーターなどを組み込むことで引き込む力を大きくすることができますが、機械を設置する大幅なスペースが必要になるうえ、設備投資に莫大な費用がかかります。手軽に導入することが難しいですよね・・・。
  
そういった課題を聞き、充填機メーカーナオミでは、豆味噌など高粘度の充填に対応できる「高粘度ピストン充填機」を開発しました。今回ご紹介する高粘度ピストン充填機は、通常のピストン充填機が苦手とする固い味噌の充填ができるようになりました!

充填機とことん研究所では八丁味噌の充填がスムーズにできる充填機をご紹介しています
高粘度ピストン充填機

高粘度の充填は難しいと言われる中、なぜこの充填機は高粘度充填が実現できるのでしょうか?

その理由は2つあります。
1つ目は、充填機本体の中に従来機の150%(※)の推力を持つエアシリンダを採用したことです。これにより、高粘度の充填物の引き込みと押し出しが可能になりました。2つ目は、配管経路を大口径化したことです。大口径化することによって、スムーズな高粘度充填ができるようになりました。しかし、充填機の大きさは、従来機よりも少し大きくなっただけ。これが最大のポイントかもしれません。
(※:充填機メーカーナオミの従来機の150%です)

豆味噌の小分け充填のために、小型充填機の導入をご検討されている方は、導入前に充填テストをさせていただくことも可能ですので、ぜひ一度充填機メーカーナオミまでお問い合わせください。

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